関西支部:京機カフェ・文楽鑑賞会のご報告

    7月26日(土)に17名で「文楽鑑賞会」を実施しました。

    毎年この時期は「夏休み特別企画」で名作を披露してくれます。

    今年は前半が時代物の「一谷嫩軍記(いちのたにふたばぐんき)」、後半は世話物の「桂川連理柵(かつらがわれんりのしがらみ)」

    参加の皆さんはストーリーもよくご存じの方が多く熱心に観劇されていました。私は幹事として一応事前にストーリーを予習していったのですがなかなか難しくて、イヤホンガイドを聞きながらの観劇で何とか理解できました。後半の世話物は比較的わかりやすい色恋ものでした。

    鑑賞後は近くの「故郷」という中国吉林省の羊料理店で舌鼓!このお店はいわゆる「中華料理店」ですが、羊肉の串焼が絶品でした。

    日本の3大古典芸能は「歌舞伎」「能」「文楽」といわれています。今年は映画で「国宝」が大ヒットしました。歌舞伎役者の一生を描いた作品でした。「文楽」も「歌舞伎」も演目は似通っています。ただし文楽は人形が演ずる形のため、いわゆる「スター」になる人物は無く「人形(人形遣い)」「義太夫(語り)」「三味線」それぞれの「人間国宝級」が演じます。昨今は歌舞伎が人気を博していますが、文楽は歌舞伎に負けず劣らずの芸術作品です。文楽未経験な方でも楽しめますので興味のある方は是非一度ご参加ください。