中部支部:Reconnect Fest@同窓会 2025年度支部総会・講演会のご報告

    【総会】
    4月19日(土)、刈谷のデンソーDスクエアで現地参加を中心に一部リモート配信を交えて開催しました。永続的な支部活動を目指し、「Reconnect Fest@同窓会」と銘打ち、スーツ禁止で若手の参加を促したところ、74名以上の方にご参加いただきました。「人とつながり、未来への壁を破る 中部支部」のキャッチフレーズのもと、25年度も魅力的な企画を考え、多くの会員が参加したくなる同窓会にすべく盛り上げてまいります。どうぞご期待ください。

    【特別講演会】
    中部支部は今年も2つのテーマで講演会を開催しました。京大医学研究科の木下彩栄教授と、JAXAの藤井剛氏(2006年卒)の2名にご講演いただきました。

    愛知県出身の木下教授からは『認知症新時代』というテーマで、認知症診断や新薬の最先端についてお話しいただきました。参加者全員が真剣に耳を傾け、質疑応答も盛況でした。適度な運動、地中海食、十分な睡眠を心がけ、日常から頭を使って認知症予防に努めようと多くの参加者が意識を新たにしました。

    藤井氏には『ロケットと宇宙機の研究開発現場から見た宇宙開発のおもしろさ』というテーマで、H3ロケット発射までの物語や、コウノトリ後継の宇宙ステーション補給機HTV-Xの開発状況についてお話しいただきました。若い技術者の臨場感あふれる体験談は、情熱と巧みなストーリー構成により、参加者の心に響き、翌週からの仕事に身が引き締まる思いを抱かせたことと思います。

    【懇親会・新人歓迎会】
    新入会員7名を迎え、アットホームな雰囲気で立食形式の食事を楽しみました。終盤には恒例の石橋基弘氏(1992年卒)のリードで、ややいびつな琵琶湖の形の輪を全員で作り、琵琶湖周航の歌を合唱しました。今年も盛況のうちに終えることができました。参加最年長の中川哲氏(1938年卒)からは、「若い人の頑張りが見られて大変良かった」という嬉しいお言葉もいただきました。年度初めのご多忙の中、ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。最後に、準備と当日の運営に尽力いただいた総会担当幹事の勝野友介氏、山内崇史氏、門林映美氏、廣野陽子氏、松岡和幸氏、木下雄介氏に感謝いたします。