関西支部:京機カフェ・文楽鑑賞会のご報告
8月3日(土)に14名の参加で恒例の「文楽」鑑賞会を開催しました。
今回の演目は「生写朝顔話(しょううつしあさがおばなし)」
この作品は若い男女の恋のすれ違いを描いた作品です。本来はお家騒動が原因の物語ですが、ほぼ男女の恋の物語に終始しています。作品の場面は京都で学ぶ若い武士「阿曽次郎」が宇治川で暴漢に襲われた武士の娘「深雪(みゆき)」を助けたことで恋が芽生えるところで始まります。
その後家の問題で離ればなれになったのですが、明石浦でそれぞれが乗船している船がたまたま風待ちの時に再会し恋心が再燃するも、風のいたずらで船は離ればなれになってしまいます。
その後舞台は静岡の浜松、島田宿を経て大井川に移ります。その間やはり恋のすれ違いばかり。そしてついに二人は晴れて再開できることになりました。この歳になって思わず眼がしらが・・・やはり恋物語は分かりやすくていいですね~
4時間にも及ぶ演目が終了して、心地よい疲労感とこの夏の酷暑のなか「裏難波」に移動してエビ尽くしのお店でたっぷり2時間懇親会を楽しみました。
来年も企画しますので少し敷居は高いですが、イヤホンガイドを借りると非常にわかりやすいのでぜひとも初めての方もふるってご参加ください。楽しい宴会もセットします。