第14回 サロン(MOT研究会:講演会&忘年会)

  • 開催日:2004年12月03日
  • 開催時間:18:15~
  • 開催地:大阪府
  • 詳細

    場 所 エスカイヤクラブ (大阪)駅前第3ビル店
    Tel :06-6341-7053
    大阪市北区梅田1-1-3 大阪駅前第3ビル32F
    講 演 「機械系技術者のためのM&A講座」
    中田 昌宏 氏(昭58卒、三菱電機(株)、
    野村證券(株)を経て 現在 フェスト(株)勤務)
    講師からの
    コメント
     「株式会社って何?」と思い始めたのは、学卒としてメーカに就職して3年目ぐらいの時でした。その2年後にほとんど偶然と言える形で証券会社のM&A(企業買収)部門へ転職することになりました。当時日本においては「M&A=乗っ取り」のイメージがまだ強い中、米国においてはレーガン税制によりM&Aが誘発されWSJの紙面に新規のM&Aの記事が載らない日は無いくらいでした。そのM&Aのプロセスそのものが私の疑問に対し明快な解答を示してくれたように思います。

    2004年は日本のM&Aの歴史の中で大きな節目だったのをご存知でしょうか?前年末に「ユシロ化学工業」「ソトー」といった企業に対し外資系ファンドが敵対的TOBを仕掛けてきた訳ですが、日系証券会社に在席しながら、外国企業が日本企業を買収したいと申し込んで来るのを何とか断っていたことを思い返しますと隔世の感があります。

    今回のサロンにおいては、M&A(以前サロンで取り上げられたMBOも含まれます)に関わらざるを得なくなった技術者が、何かを決断しなくてはならない時に踏まえておくべきポイントをできるだけ平易に語りたいと考えております。