関西支部:京機カフェ・大阪あそ歩のご報告

    2026年3月28日に第11回大阪あそ歩「江口の里を訪ねて」を参加者6名で行いました。

    当日は晴天に恵まれ、また数日来の温かい気候により桜は三分咲きから五分咲き、途中の松山神社の紅梅もまだ数輪残っている中のあそ歩となりました。

    JR吹田駅から北摂と大阪を結んでいた亀岡街道を進み、安威川にあった「吹田の渡し」跡ではこの街道が鉄道の開業、運河の開削により交通の主役を終えたこと、「新京阪橋」では阪急京都線の歴史、相川駅では駅を中心とした放射線状と同心円状の道、学校の誘致から開発計画に思いを馳せました。

    奈良時代末期に和気清麻呂が治水工事で淀川と安威川を結ぶ運河を今の江口付近で開削したことにより、平安時代には人、物資の集積する港町として大いに賑わった江口ですが、現在は「江口の君堂」を除き過去の賑わいの片鱗は残っていません。江口の君堂では、歌人西行法師と「妙」の物語を題材にした謡曲「江口」の概略、淀川両岸には謡曲の舞台となった場所が多いこと、江口の君こと「妙」は君堂以外に野崎観音に観音堂を寄進していたことなどを学びました。また、運河の堤防は現在は道路として活用されています。

    その後、昼食・懇親会を行い、事故なく解散しました。