2025年度京機会総会のご報告

    令和6年11月3日(日・祝)に、吉田キャンパス物理系校舎ならびに百周年時計台記念館にて2025年度京機会総会が開催されました。現地にて72名、オンラインにて20名の会員に参加いただきました。

    総会は、京機会会長である千々木亨さん(S54/1979年卒)のご挨拶から始まりました。その後、代表幹事である平方寛之さん(H9/1997年卒)から、教室の現状報告、新任・昇任教員の紹介、2024年度活動報告が行われました。引き続き総会での議論に進み、①会則変更、②2024年度決算報告・監査報告、③役員改選、④2025年度活動予定、⑤2025年度予算、についての議論、報告が行われました。特に役員改選において、2025年新会長として仲田摩智(S54/1979年卒)さんが選出されご挨拶をいただきました。続いて関西支部、関東支部、中部支部、中国四国支部、九州支部からの報告がありました。

    続いて特別講演会では、関東支部の支部長でもある、村上弘記さん(S60/1985年卒:㈱IHI 技術開発本部 技監)による「日本のロボット発展とともに歩んだ研究開発の日々」と題して、1980年代の社内での極限作業用ロボットシステムの開発、荷物のローディング、ピッキングロボットシステム開発、ハニカムセグメント組み立てロボット、2005年愛知万博先進的ロボットのフィールド実証など、力制御を実用ロボットに実装するお話を中心に、様々な経験談をいただきました。

    その後、場所を移して、土屋智由さん(H3/1991卒)の司会で懇親会を開催しました。仲田新会長にご挨拶をいただいた後、中川哲さん(S38/1963年卒)の乾杯のご発声により会が始まりました。前半は京機会活動において尽力いただいた会員の表彰式を行いました。また、京都大学フォーミュラKARTからの本年度の活動報告もあり、大いに盛り上がりました。

    賑やかに盛り上がる中、最後は、全員で肩を組みながら「琵琶湖周航の歌」を斉唱し、全体の集合写真を撮った後、野口峻さん(R5/2023年卒)の一本絞めをもって閉会となりました。
    多くの参加者で最後まで話は尽きず、おかげさまで大変な盛会となりました。あらためまして、ご参加いただきました皆々様に厚く御礼申し上げます。