島進教授を偲ぶ会
[ 故・島進教授を偲ぶ会を奥様・島緑様をお招きして行いました ]
7月27日(土) 11時~13時、有志が集まり、2005年8月13日に亡くなられた島進教授を偲ぶ会を行いました。会の主賓である奥様の島緑様には宇治から御運び戴き、夏の晴れた日に涼しい室内から窓のすぐ下を流れる鴨川の流れを愛でながらの会となりました。
参加者は山田将之(1979年卒)、川端廣己(1980年卒)、黒田浩一(1980年卒)、楊明(1984年卒)、久保木孝(1988年卒)、田村憲司(1989年卒)、秋山雅義(1972年卒)の7名。楊、久保木の2名は東京での業務の合間を縫って正午からZoomでの参加でした。学生時代に島先生の居られた研究室で御指導を賜ったのは山田、川端、楊の3名。他の4名は大矢根・島研究室以外の研究室の出身ですが、企業在籍時に塑性加工に携わっていた関係で、社費留学や学位取得等で、島先生から懇切丁寧な御指導を賜りました。中でも田村は、島先生が亡くなる直前まで、病を押しての御指導を賜り、島先生を主査として学位審査をして戴いた、島先生最後の弟子でした。
参加者の半数以上が65歳を超えて企業での実務を離れ、過去を振り返り、島先生にたいへんお世話になったことを改めて噛みしめる中、島先生を偲ぶ会を奥様を囲んで行おうということになりました。会場は、京都帝国大学時代に機械の天皇と呼ばれたという西原利夫教授が使っておられたと聞く木屋町筋の栄家でした。
島緑様はたいへん喜ばれ、持って来て下さった島先生の遺影を上座に置いての会となりました。献杯の後、四方山の話となりましたが、島研究室以外の出身者4名は初めて奥様に会う機会であったにもかかわらず、そんな事は微塵も感じさせない打ち解けた和気藹々とした会となりました。
出身研究室や学年の同窓会の開催通知等は京機短信に載ることがありますが、この様な記事も時には良いのかな、と慮り、投稿する次第です。