関西支部:2024年度支部総会・新人歓迎会のご報告

    2024 年 1 月 21 日(日)の午後 3 時からホテルグランヴィア大阪 20 階にて関西支部の総会・新年会を開催しました。昨年は「新型コロナ」の 2 類相当から 5類への移行以前でしたが、会場側の感染対策に沿ったリアル開催を基本として講演会のみリアル+オンラインの併設としました。オンラインは広く参加いただける利便性が捨てがたく、今年も講演会ではリアルとの併設にしました。リアルのみの総会・新年会はアクリル板の間仕切りも取り払われ、気兼ねなく談じ、杯を酌み交わしました。感染対策は心して、個々人に委ねられたかたちです。

    さて、総会に先立つ講演会では澄川貴志 さん(H8/1996 卒:京都大学エネルギー科学研究科教授)の司会で、新宅博文さん(H14/2002 卒:京都大学医生物学研究所教授)が「機械工学と 1 細胞オミクス解析」と題し、マイクロ・ナノスケールの物理に基づく生物工学的手法によって生命の最小単位である細胞の動態を解明する 1 細胞生物学を紹介され、その学問分野における機械工学の役割について講演されました。

    総会は小森一事務局長(H12/2000 卒)の司会で開会し、筆者が支部長として挨拶した後、関西支部の活動報告、具体的には運営委員会・幹事会、産学懇話会、異業種交流会、同窓会企画(京大卒業後 10 年目および 20 年目の同期会)、若手会、支部活性化企画、京機カフェ(京都あそ歩、新規事業・イノベーションを考える会、テニスカフェ、文楽鑑賞会、お笑い観劇会、ゴルフカフェ)からの報告がありました。
    また、会計報告と仲田摩智監事(S54/1979 卒)による会計監査の報告がありました。続いて、新役員の選出(支部規約に従った総会における唯一の議決案件)が行われ、以下のとおり決しました。

    支部長:中部主敬(前出)
    副支部長:横川隆司(H12/2000 卒)、澄川貴志(前出)、
    久保田修司(S62/1987 卒)、長崎達夫(H61/1986 卒)、
    水口 誠(S57/1982 卒)、小森 一(前出)
    また、その他の新役員として、
    事務局長:吉永光宏(H5/1993 卒)
    事務次長:八十 格(H5/1993 卒)
    監事:仲田摩智(前出)
    顧問:鴻野雄一郎(S44/1969 卒)、成宮 明(S48/1973 卒)

    が紹介されました。

    次に、司会が吉永光宏新事務局長(前出)に交替し、支部幹事会で議論してきた新年度の活動計画ならびに予算が紹介され、総会を終えました。
    毎年恒例となった KART(学生フォーミュラ)からの報告が行われた後、仕切り板の無い待望のリアル新年会へと移行です。今回は講演会の始めから千々木亨京機会会長(S54/1979 卒)に臨席を賜るとともに、「お酒文化とものづくりを考える会」として石川県の銘酒を差し入れていただきました。この日本酒は元旦の能登半島地震で被災された石川県の方々を応援する意味も込め、日本最高峰の杜氏として知られ、また、現代の名工にも選ばれた農口尚彦氏が日本酒の新しい境地を目指して発表されたお酒、とのことでした。乾杯のご発声は参加者中の最高齢であられた小澤三敏 さ ん(S33/1958 卒:元京機会会長)に頂戴しました。
    恒例のデジタル福引大会ではレッググリフ、宇宙食セット、cp 対称性の破れトートバック、阪神タイガースのリーグ優勝「あれ(A.R.E.)」と38 年ぶり日本一に輝いた記念ピンバ
    ッチ対など、趣向を凝らした景品が準備され、歓談の場が一層盛り上がりました。
    そして、全員で「琵琶湖周航の歌」を斉唱し、次回の再会を誓い合いながら散会しました。

    集合写真

    補足情報 ==========
    ◆参加人数と参加費
    ・講演会、総会、学生フォーミュラ報告会@名庭の間
    (リアル+オンライン 74 名):無料
    ・新年会@鳳凰の間(リアルのみ 71 名):
    2012 年以前学部卒業の会員 10,000 円
    2013 年以降学部卒業の会員 7,000 円
    学生・大学院生 3,000 円
    会員ご家族、2023 年 4 月新入社員の会員 無料