第1回報告
日時 | 平成24年9月15日(土) 14:00~19:30 |
会場 | 大阪・JR弁天町駅 交通科学博物館 懇親会:「すし半」市岡店 |
探訪目標 | 1.京都大学 鉄道研究会 写真展2012 メインテーマ:街 一般テーマ:鉄道のある情景 2.栄光の名機 a.星型航空発動機 中島「誉」、ライト・サイクロン18 b.国鉄蒸気機関車 D51.C62 |
参加者 | 17名(懇親会は16名) |
当日は休日でもあり、館内は親子連れで賑わっていた。鉄道写真展はエントランスロビーに14点、奥の企画展示室に42点出展されている。毎年9月に開かれ、今年のテーマは「街」である。テーマに沿ったものは約半数、他は「鉄道のある情景」で、最近の撮影から古いモノクロまでいろいろあり、精密なペン画が2点、水彩が1点ある。街の人波の中に特急電車が顔を覗かせている構図には驚いた。簡単には行けない外国の鉄道の写真も多い。もはや写真にしか残っていない風景もあり、時間空間を越えた鉄道の姿を十分に楽しんだ。
星型発動機のライトサイクロン18は爆撃機B29の他、あの頃の大型旅客機にも広く使われていて、展示されていたものは1947年製であった。内部構造を見せるためにシリンダーを取り外してカットしてあるのでクランク室の様子が良く判る。問題の排気タービンは取り外してあるので想像で補足せねばならない。地中から掘り出された「誉」はケースが割れており、将に敗軍の悲哀を表しているようにも見えた。
16:30参加登録を済ませた一同は2台の蒸気機関車C-62,D-51の前で記念写真を撮り、懇親会場に移動した。C-62は博物館創立50周年のゼッケンを付けている。楽しく会食懇談した帰り道に、にわか雨に見舞われたのが唯一残念なことであった。 (幹事:小浜弘幸、濱野清士、八尾正夫)
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