九州支部:2024年度春の行事・出前講義のご報告

    ~九州、長崎で考える「戦争と平和」~

    ◆春の行事 (日時:2024年6月15日~16日)

    九州支部では長年続けています「各所を巡るツアー」と「モノつくりの魅力を若い人達へ伝える」活動の見学会を春の行事として6月15・16日(出前授業14日)に開催しました。会員6名がご参加くださいました。以下、概要報告です。

    1. 6月15日 「原爆資料館」・「平和祈念公園」見学と「現在の長崎市街」俯瞰

    15日は長崎駅集合。西九州新幹線が開業し、駅も新築、新しいホテルや施設もオープン、工事中のエリアもあり活気みなぎる街の玄関口です。

    • 駅前から、かわいい路面電車に乗って平和祈念公園エリアへ。

    「原爆資料館」では、海外の方も多く、皆さん真剣な表情で展示品や資料に見入っておられました。
    参加メンバーは、資料館見学後、爆心地公園~平和祈念像まで、各自、戦争の悲惨さを改めて心に刻みながら、そぞろ歩きいたしました。

    • 長崎市街を一望する・・稲佐山展望台へ

    長崎への原爆投下から79年。今では見事に広がる長崎の街を、稲佐山山頂から俯瞰しました。ここでは一同、平和の尊さを感じた次第です。すぐ下には三菱重工の工場、また、軍艦島も遠望できました。下山は「スロープカー」!

    ・・珍しい乗り物に乗れました。

    • 懇親会・・長崎中華街

    長崎中華街に場所を移し、懇親会を開催しました。今回のテーマの「戦争と平和」はもちろんのこと、同窓会の運営や「出前授業」のことなど、喧々諤々・・討議は延々と続き、お店の方の「閉店でございます・・」でお開きとなりました。
    各自、思ったことや考えたことを気兼ねなく(年次も関係なく)議論できる素晴らしさを感じた懇親会となりました。

    2. 6月16日 長崎出島見学とグラバー園見学

    翌日は有志で、「出島」とグラバー園を散策。本場長崎ちゃんぽんを堪能!
    ※最後に、グラバー邸の石畳の中に「幸せのハート石」を発見し、めでたく終了いたしました!

     ◆6月14日 久留米高専と北九州高専(リモート)での「出前授業」 (日時:2024年6月14日)

    中部支部、廣野さん(平成19年)による、機械系学生(3年生約150名)対象の「出前授業」を実施しました。最新技術の紹介や将来の進路決めの悩みなど、幅広い内容で、学生さんたちも興味津々、熱心に受講されていました。受講後の、素晴らしいレポートもいただきました。初めてのリアル+リモートでの実施課題、なども含め今後の大切な財産としていきたく思います。

    4.結び

     九州支部では「楽しむ」「社会貢献」をキーワードに活動しています。今回は「戦争と平和」という大きなテーマでしたが、懇親会では、京機会ならではの議論も白熱!参加者全員での語り合いができて、楽しい思い出一杯の行事となりました。ご参加・ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

    ◎他支部の方も熱烈歓迎です!お待ちしています!!