昭和42年卒「琵琶湖周航の同期会」報告

    令和6(2024)年5月28、29日にS42卒(S38入学)の傘寿記念同期会が開催されました。開催地は滋賀県の大津市と近江八幡市です。この同期会行事全体については幹事の川合 等さんから別途報告されますが、ここでは「琵琶湖周航の同期会」の報告をします。

    平成21(2009)年11月21、22日に同期の有志で「竹生島クルーズ」を実施しました。「琵琶湖周航の歌」3番の歌詞「今日は今津か長浜か」、4番の歌詞「古い伝えの竹生島」にちなんで、琵琶湖西岸の今津港から船に乗って竹生島を経由して東岸の長浜港に行きました。
    (「京機短信」No.124にて報告)

    今回は再び「琵琶湖周航の歌」の歌詞にちなむ大津市と近江八幡市に行きました。

    大津市三保ケ崎には三高水上部の艇庫があり、「琵琶湖周航の歌」1番の歌い出しの歌詞「われは湖の子」の歌碑と、1番から6番までの歌碑があります。
    近江八幡市の長命寺には6番の歌碑があります。長命寺は西国第三十一番の札所ですが、歌詞では「西国十番」になっています。この歌の作詞者の小口太郎氏はもちろんそのことを承知の上で、字余りにならないように「西国十番」としたようです。長命寺の山の麓にある歌碑にはその矛盾を避けるためか6番の歌詞の後半「黄金の波に・・・」だけ刻まれています。しかし山上の歌碑にはそんなことは振り切って堂々と全歌詞が刻まれています。
    2番の歌詞の「尾松が里・・・」と、5番の歌詞の「古城・・・」の地には行っていませんが、15年かけて同期会で琵琶湖を周航しました。