関西支部:第7回京都あそ歩「久津川古墳群であそ歩 」のご案内

締切：2024年9月28日(土)

詳細

 久津川古墳群であそ歩
=== 南山城久世地域の小首長県主の古墳と古代寺院跡を歩く ===
その後京会席を堪能

関西支部では、関西の文化的な名所だけでなく、いろいろな街をめぐるカフェがあり、大阪の街と共に京都の待ちを歩くカフェを下記のとおり開催いたしております。

京都あそ歩企画にて、京都の古墳巡りの第3弾を開催します。
今回は城陽市を散策します。

明治 29 年(1986)に開業した奈良鉄道(現在の JR 奈良線)敷設工事により多くの古墳が破壊されました。城陽市の久津川車塚古墳(5世紀中頃)もその一つで、墳丘の東側が線路でえぐられ、未盗掘の石棺、鏡などが出土しました。副葬品の一部が取り出され、石棺は埋め戻されましたが、大正 4 年(1915)に京都帝国大学梅原末治により内部が調査されました。石棺は京都大学総合博物館、鏡は鹿ケ谷泉屋博古館に展示されています。

木津川市の椿井大塚古墳(3 世紀後半)も後円部が線路で分断されました。戦後の拡幅工事で竪穴式石室が見つかり、京都大学小林行雄の調査で 36 面の銅鏡(三角縁神獣鏡、内行花文鏡)が出土しました。これら鏡も京都大学総合博物館に展示されています。

今回は、久津川車塚古墳墳丘に上り巨大石棺の出土場所を確認するとともに、久世の小首長の遺跡を巡ります。

散策後は、京都八百忠にて京懐石をお召し上がりいただきます。

皆様、紅葉の奇麗な季節に城陽市の古墳群を探索し、昔に想いを馳せ、京懐石料理をご堪能しませんか?

是非、ご参加をよろしくお願い申し上げます。