関西支部:京機九日会10月度例会開催のご案内

  • 開催日:2023年10月10日
  • 開催時間:11:00~ 14:00
  • 開催地:大阪府
  • 申込み お申込み
  • 会場の予約の都合上、出席のご連絡は10月5日までとします。先着28名

  • お問い合わせ先: 京機九日会幹事:中井善一(連絡担当)
  • メール:お問い合わせ
  • 詳細

    京機九日会では、下記の要領にて 10月度例会を開催致します。

    1977年卒の麻生川静男氏(リベラルアーツ研究家)に「エンジニア必須の教養 世界の科学史と技術史」と題してお話しいただく予定です。

    多数ご参加いただき、交流を深めていただきますようお願いします。

    日 時 2023年10月10日(火)  11:00開始、14:00までに終了予定
    場所 中央電気倶楽部 西館 317号室(予定)
    大阪市北区堂島浜2丁目1番25号
    TEL:06-6345-6351(代)
    参加者 京機九日会・会員,京機会・会員

    内 


    1)11:00-12:00 講演

    講師 麻生川 静男 氏 
    概要
    リベラルアーツの一つの観点に『自然界のしくみと自然の利用』がある。これは、個別の学問や技術のディテールを理解するという視点ではなく、もっと大きな視点、すなわち『科学史・技術史』という歴史的および、これらの学問・技術の相互の関連性からそれぞれの文化の自然に対する考え方を理解すると言う観点が必要だと考える。
    残念ながら、科学史・技術史は、日本では理系の学部といえどもそれぞれの専門科目に関連してごくトピック的にしか取り上げられない。つまり、工学や理学の専門科目の内容は理解していても、どのような経緯でこれらの分野が進展してきたのか、また、なぜその場所・その時にそのような発展が可能であったのかについては、知らないことも多い。
    本講演では、メソポタミア・エジプトなどの非ヨーロッパ圏で発祥した科学が、古代、中世、近世、近代にわたりどのような推移で発展したかについて述べる。
    また、ケンブリッジ大学の化学の教授であったジョセフ・ニーダム(Joseph Needham)が中国の科学技術の発展の全世界に知らしめるきっかけとなったニーダムの疑問(The Needham Question)から始まった大プロジェクトの成果についても触れる。
    最後に、日本の今後の科学技術発展に係わる障害についても文化的観点から考察する。

    2)12:00-14:00 昼食会 および質疑応答、各種ご連絡
    会 費 会費:4000円(当日徴収)
    お知らせ 講演の発表資料については10月6日頃にダウンロードできるようにします。必要に応じて各自で印刷をお願いします。
    幹 事
    1977年卒業 麻生川静男、中村清彦、星出敏彦、中井善一(連絡担当)