京機カフェ KMCイノベーション研究会・講演会2020

  • 開催日:2020年10月29日
  • 開催時間:17:00~ 19:00
  • 開催地:大阪府
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    研究会座長の林 完爾氏までメールでお願いいたします。

  • お問い合わせ先:京機会KMCイノベーション研究会座長 林完爾
  • メール:お問い合わせ
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    KMCイノベーション研究会の研究の歩み(テーマの変遷)を振り返りますと、これまで、①科学技術イノベーション(個別テーマに関するイノベーション)、②シュムペーターやクリステンセンといった経済学・経営学におけるイノベーション理論、③地球規模でイノベーションを推進しようとするイノベーション・エコシステム(国家的、国際的イノベーション環境、構造、世界イノベーションランキングの評価指標)を経て、社会的なイノベーションが生起する人間の生命の場である地域という足元のイノベーションにテーマの方向を向けてきました。

    こうしたテーマの変遷を受けて、2020年の講演会は、「地域史に見る連携の経済」と題して、京都大学名誉教授・京都橘大学教授(地域経済学・現代日本経済史)の岡田知弘先生にご講演をお願いします。

    岡田先生は、これまで、全国各地の地域調査、地域づくりへのご参画や、県史・市史のご編纂に関わってこられました。それらの知見を活かして、「地域づくりの経済学」理論を、地域内再投資力、地域内経済循環、地域住民主権をキーワードにして構築されています。
    いま、多くの地域で、この理論に基づく実践的な取組が、自治体や企業、経済団体によって具体化されてきています。うち続く災害やコロナ禍、経済的な危機に際して、社会的イノベーションを持続的に行ってきた地域には、歴史に学び、地域の様々な主体(住民、企業、協同組合、NPO、自治体)による、自律的な共同の取組があることを、本講演を通して学び合いたいと思います。
    ☆関連ご著書 『地域づくりの経済学入門』増補改訂版、自治体研究社/『一人ひとりが輝く地域再生』新日本出版社など。

    ★詳細は、こちらもご覧ください。

    開催日時 2020年10月29日 17時~19時
    場所 大阪駅前第3ビル25階(咸生書院講義室)
    定員 30名(申し込み先着順)
    お申し込み メールで、京機会KMCイノベーション研究会座長 林までお願いします。