第2回

    開催日 平成14年2月8日
    会場 三井造船(岡山県玉野市)
    参加者 総会:33名 懇親会:25名
    講演 下津正輝(三井造船㈱)「燃料電池開発の現状と将来」
    工場見学 機械工場・艦船工場 他見学

     

    詳細

    2002年度 支部総会・懇親会の報告

    2002年度支部総会は平成14年2月8日(金)、三井造船株式会社玉野事業所において31名の参加のもとで開催された。京都大学からは鈴木教授、島教授をはじめとして多数の先生方にも出席いただいた。
    川口支部長の挨拶に引き続き、永井会長のご挨拶があり、運営会議から提出された議案の審議がなされ満場一致で承認された。承認された支部役員および主要な議案は以下の通りである。

    ■総会の開催時期について
    本部の総会(4月)への役員候補選出も兼ねることから1月後半~2月前半に開くことが決定された。

    ■2001年度活動報告
      昨年6月16日に広島で開催された支部設立総会、支部役員懇親ゴルフ、本部・各支部大会、新年会への支部長出席等が報告された。

    ■会計報告

    収  入 支  出
    費 目 金 額(円) 費 目 金 額(円)
    本部より準備金 39,789 会議費(設立準備) 39,789
    本部より交付金 68,500 設立総会・懇親会費 543,738
    設立総会参加会費 576,000 支部印製作費 16,065
        次期繰越金 84,697
    合  計 684,289 合  計 684,289

    (注)設立総会開催通知の印刷・発送費29,520円は本部より直接支出された

    ■次回総会
    2003年1~2月頃 広島にて開催予定。(幹事:マツダ(株))
    続いて、三井造船(株)下津正輝氏より「燃料電池開発の現状と将来」と題して、燃料電池全般に関する解説から、氏が10数年来開発してきた平板型固体電解質形燃料電池(SOFC)について、実物セルを紹介しながら、技術の現状レベルから将来への展望を解説いただいた。
    冒頭、永井会長の挨拶の中でも触れられたが、21世紀の新しいエネルギー技術として燃料電池は今後ますます重要性を増すものと考えられ、産学一体となった技術開発の加速化が望まれるところである。
    引き続き、玉野事業所艦船工場および機械工場の工場見学を実施した。艦船工場では、鋼板の切断現場から、1月18日に進水した地球深部探査船「ちきゅう」(海洋科学技術センター)の船内機関室等の見学を行った。
    機械工場では、当事業所の主力製品である舶用大型ディーゼル機関の一連の機械加工工場見学を行い、最後に組立工場において試運転現場を体験した。
    懇親会は、同所本クラブ食堂で開催され、支部長挨拶、新副支部長稲本氏の乾杯の音頭のあと、和やかに歓談がなされた。スピーチでは、三井OBの表氏(S34)より、本日は機械工学の原点とも言うべき大型機械の生産現場を見ていただいたが、若い技術者に対してはこのような分野にももっと興味を持っていただければと希望が述べられた。最後に「琵琶湖周航の歌」を全員で合唱し盛会裡に散会した。
    なお、副支部長琵琶忠志氏におかれましては、当初、本総会でのご講演をお願いしておりましたが、平成14年2月16日未明、ご病気のためご逝去されました。ここに謹んでご報告致しますと共に、故人のご冥福をお祈り申し上げます。

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