第20回 サロン

  • 開催日:2006年02月24日
  • 開催時間:18:00~
  • 開催地:大阪府
  • 詳細

    場 所 ガーデンシティクラブ大阪 (TEL 06-6343-7770)
    大阪市北区梅田2丁目 ハービスOSAKA 6階
    講 演 「ひがみやの国立大学独立法人化考」

    松久 寛 氏(1970年卒)
    京都大学大学院工学研究科機械理工学専攻教授

    講師からの
    コメント
     独立法人化と聞いたときには、国鉄の民営化と同じように、独立採算制になるのかと想像した。これは困った、私は工学部にいるが、それでも研究成果を売るのは難しい。学生、院生の無償労働に頼り、企業の下請け研究をしても、自分一人分の給料をかせぐのも難しい。大学全体としても、私学並みに授業料を上げて、学生数を3倍ぐらいに増やすしかない。しかし、そうすれば大学間で熾烈な競争になり、倒産する大学がたくさんでる。でも、よく聞くと予算は以前と同様に支給され、学生数は自由に増やせないことがわかった。胸をなでおろすと同時に、ではいったい独立法人化とはいったい何なのか、ということについてひがみや的視点から考えてみる。
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