サロン 特別会合

  • 開催日:2005年07月23日
  • 開催地:大阪府
  • 詳細

    ***** 「文楽鑑賞会」 *****

     国立文楽劇場において人形浄瑠璃「文楽」を鑑賞いたします。今回は「摂州合邦辻(せっしゅうがっぽうがつじ)」の「万代池の段」および「合邦庵室の段」です。
    ギリシャ神話のオイデプスを想いおこさせる「俊徳丸」と継母玉手御前との異常な愛情物語は謡曲「弱法師(よろぼし)」に題材を得たと謂われています。聖徳太子の時代には四天王寺の西門からは大阪湾に沈む夕日が極楽浄土を思わせる景観であったそうですが、ここを出て逢坂を下ると「閻魔堂」があり、この西側の道と逢坂の道が出会い場所が合邦辻といわれています。ここから天王寺公園へ向かって下ると「玉手水旧跡」という碑がありますが、昔はここに綺麗な湧き水があったそうで玉手御前の「玉手」の名前はここから取られたようです。
    通常は6時間を越えることもある文楽公演ですが、今回は入門編で午後6時30分からおよそ9時までの公演です。
    今回は開演前に人形遣いの方に解説をお願いしております。人間国宝の方々が熱演する大阪が世界に誇る人形浄瑠璃-文楽に親しむ良い機会ですので、どうぞ奥様やご家族の方々と一緒にご参加下さい。

    場所 国立文楽劇場
    大阪市中央区日本橋1-12-10 Tel 06-6212-2531
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