会長就任あいさつ −京機会総会より-
   
 川口前会長のあとを受けて本年の会長を勤めさせていただく中川でございます。
 まず自己紹介からさせていただきます。私はS38卒でございまして、在学中は長尾先生、池上先生にご指導をいただきました。内燃機関の研究室を出ましたので、その後はトヨタ自動車のエンジンの開発部門で仕事を致しました。この関係から現在では潟Lャタラーというところで自動車用の触媒を作っております。
 京機会では中部支部に所属しておりまして、時々イベントに出てくるごく普通の参加状況でしたが、3年前から 本部の幹事会、運営委員会に出るようになりまして、京機会の実情が良くわかるようになってまいりました。これまで川口前会長の下で
 @ 財政赤字の解消
 A 現役学生の会員化
 B 運営委員会設置による本部運営機能の強化
など大きな変革がありましたので、それを引き継いで一層の充実を図っていくことが私の役目だと思っております。
 昔の同窓会は卒業したOBがたまに集まって、酒を酌み交わしながら過ぎし方を懐かしむということでよかったのでしょうが、今や現役の学生までメンバーに入りますと、広い意味で機械教室の発展につながることはあらゆることが課題になってくると思います。京機会は今後、卒業したOB、現役の先生方、新しく加わった学生という3つのステイクホルダーによって構成されますので、立場によってその関心事が微妙に異なってくるかと思います。たとえばOBの方は卒業生同士の情報交換や現在関西支部が始めたKMC活動などにご関心があるかと思いますし、先生方は教室運営のサポートを期待されているかも知れません。学生は将来の就職に備えて、先輩との交流を望んでおられることでしょう。こうした立場、立場の関心事をうまく吸い上げ、それを融和させながら京機会活動に織り込んでいきたいと考えています。
 そのためにも皆様方の積極的な参画と財政基盤の充実が不可欠でありますので、今後とも会員各位の深いご理解とご支援をお願いいたします。
進化する京機会を目指して今後とも努力をしてまいりますのでよろしくお願い致します。会長就任にあたり所信の一端を申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。                 
                                                       以上

  平成19年4月13日   
                                     京機会会長 中川 哲(S38)


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