昨年度の京機会運営のご報告と今年度の運営方針について


会長 永井 將
 本年4月の総会において、昨年度に引きつづき京都大学機械系工学会(京機会)の運営を仰せつかりましたが、本年度は、昨年度構築致しました新体制の基盤を定着させることを運営の基本方針にしたいと考えております。
 顧みますと昨年度は、新体制発足以来満3年が経過して活動が一巡したうえ、関西・関東支部に続き中部支部、中国・四国支部の設立が計画され、京機会が4支部体制の本格的な活動に入ることになりましたので、新体制の基盤を構築することを目的と致しました。
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12・13年度会費の納入が伸び悩んでおりましたので、各年度会費の納入経過を調査して向上対策を得ると共に、新体制発足後3年の収入と支出を分析して、健全な予算をたて実算管理する体制を構築し、試運用致しました。
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つぎに、支部は地域集会活動を基本とするなど、設立されました4支部のあり方を定めるとともに、4支部以外の地域への対応を検討・着手致しました。
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一方、本部は春季・秋季大会の開催、京機会ニュース・会員名簿の発行、支部支援等を行いますが、その組織・運営体制を強化するため会則改正と役員増強を行いました。中でも評議員は会則で卒業年度別幹事と位置づけられておりますので、卒業年度別同期会との連携を密にするため、1名の卒業年度代表評議員に連絡窓口としてご協力を頂き、1・2名の各支部会員に地区評議員に就任頂き支部活動にご協力頂くとともに、会員名簿の精度や会費納入率の向上へのご協力をお願いするなど評議員の協力体制を構築致しました。
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また、第二世紀記念事業の京機会情報ネットワークにつきましては、既設の社会にオープンな京機会ホームページの充実とともに、IT時代に相応しい会員にクローズドなWebフォーラムの新設に着手しました。
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以上の特別課題検討の他、ニュース・会員名簿の発行、大会等諸会合などルーティン活動の充実・経費削減、事務の省力化等の課題検討を実施いたしました。そして、それら課題検討のためのデータベース構築と、課題検討の結果として内規・覚書・標準・基準を整備致しました。