平成13年度 京機会 秋季大会のご報告

平成13年11月9日にJR西日本のお世話により、キャンパスプラザ京都において開催された。出席75名。幹事会社から濱野清士氏(中国ジェイアールバス、S40)の挨拶があり、京機会から永井会長、藤本代表幹事がお礼と京機会の報告を行った。平田誠計氏(S43)が会社の概要を説明され、完全民営化ともあいまって、従来の鉄道事業から総合サービス業をめざしている現状を紹介された。
 真下伸也氏(JR西日本、S61)が「鉄道の高速化に伴う鉄道車両の空力特性と課題について」と題する講演を行われた。概要は以下の通りであった。山陽新幹線は全線の50%がトンネルであり、列車の高速化にはトンネル突入時、通過時の空力特性の把握とそれに基づく対策が重要である。突入時の圧縮波の形成と伝搬、出口での波動の放出についての実験とシミュレーションを行い、車体形状と断面積、さらには軌道形状の違いがおよぼす影響も明らかにした。トンネル内走行時の渦発生による横方向加速度についても解明し、乗り心地改善のための対策を行った。この研究で九州大学から学位を得た。
 矢野誠氏(JR西日本総合ビルサービス、S53)が京都駅ビルの概要を説明され、引き続いて4班に分かれて京都駅ビルに赴いた。駅ビルの空中遊歩道を通って駅ビルのユニークさを実感し、地下ではビル全体の保安、警備、監視の中枢部と熱源の供給中枢を見学した。
 会場をホテルグランヴィアに移し、懇親会を行った。出席65名で盛況であった。永井会長、大谷副会長の挨拶と、出席者中最年長のおひとりである網島貞男氏(S19)の乾杯で始まった。和やかな雰囲気のうちに歓談が続き、来年度秋季大会の幹事会社から松本和男氏(S41)が挨拶された。最後に福森副会長(関西支部長、S32)がJR西日本へのお礼の言葉と来年の春季大会への期待を述べ、会を終了した。